やっべ9月。ふと気付けば9月。絶望的なまでに9月。どうしよう。発狂しそう。8月終わっちゃった。バイトとドクデスしか記憶にないのに今年の8月終わっちゃった。夏、END。おい夏ってこんなもんじゃなかっただろ。この程度の実力じゃなかったはず。もうちょっと俺たちに夢や希望や熱くたぎる何かを与えてくれたはずだろう。それが、お前、ろくすっぽ俺の人生に爪痕も残さないまま、綺麗サッパリ、実に、潔すぎるほどに、あっさりと、俺の目の前を、通り過ぎていった。そして訪れたのが、やたら暑い分際で、これから先、生命力が衰える季節になるんだよなぁ、寒くなるんだなぁ、寂しいなぁ、などと人を無闇に不安な気持ちにさせる、「残暑」というやつだ。
9月でも暑いうちは夏だ、などと言っている連中が大勢いるが、俺は絶対にそんな事はないと思う。暑かろうが寒かろうが、9月は、ただ9月というだけで十二分に秋だ。うんざりするほどに秋。残暑が厳しくても、それは9月が夏を気取っているだけであって、40を過ぎたオッサンが無闇に若作りをするのと同じく、途方もない虚しさしか与えてくれないし、それどころか、「いい加減に見苦しいあがきはよせ!」、と、大声で怒鳴りつけてやりたい気分になるではないか。お前は8月ではないんだ。8月は終わってしまった。悲しいけれどお前は9月として頑張っていかねばならないんだ。だからもういいんだ、無理に残暑を厳しくしなくたって。分相応に、落ち着こうじゃないか。もうこれ以上8月ぶらないでくれ。俺が思い出を残すはずの夏は終わったんだ。あとは、大学が始まり、冬を迎え、テストと進級問題で地獄を見るばかりの秋冬シーズン。俺の思い出作りの季節は去ってしまったのだ。9月、これ以上、季節の若作りはよしてくれ。
しかし一方で、俺の心の中に存在する、俺の未来像、20年後の、40代を迎えてしまった、俺の未来像がこう訴えかける。20年前の、まだ若かりし頃の俺よ、聞け。お前がずっとその調子で生きてきたもんだから、今の俺はもう滅茶苦茶だ。ぶっちゃけホームレスだ。ホームレス仲間に800円でケツを貸すことで何とか生計を立てている。夢も希望もない、糞ったれた毎日だ。だがこんな俺にもただ一つ誇れることがあるとするなら、それは、未だに毎日のゲーセン通いを忘れないということだ。無論いつもゲームが出来るわけじゃない、だがしかし、俺はゲーセンで人のコラムスのプレイを延々眺めたり、クイズゲームで後ろから勝手に答えを言ったり、格ゲーの技をど真ん中で大げさに真似したり、クレーンゲームをやってる真横でケースにべったり張り付いたり、かわいい店員を見たら奇声を発したりすることで、何とか心にうるおいが持てているんじゃないかと思う。プリクラコーナーから盗んできた衣装を着て若作りもしている。20年前の俺よ、お前はそんな俺を笑うだろうが、しかし、多少のものを犠牲にしてでも、楽しくなれるのなら、それでいいじゃあないか。何をためらうことがあろうか。40代でも、人は人。幸せになりたいって気持ちは、人類、みんな共通のものだぜ…。(青空、親指を立てて微笑む40代の俺、そして暗転)
カッ! 俺は悟りを得た。そうなのだ。秋、残暑、まことに結構じゃないか。何を俺は血迷っていたんだ。9月になろうが何だろうが、気候だって人間だってアクティブになれるのだ。むしろこの残暑は、「諦めるな岩倉、まだ思い出作りはいくらでもできる!」と俺を励ますものではあるまいか。そうに違いない、間違いなくそうであるし、俺がそうだと信じたからには、確実にこれから思い出ができると言っても過言では無いはずだ。ありがとう40代の俺。最低レベルの将来を想定していて助かった。そのお陰でポジティブシンキングが出来るようになった。ようし、こうしちゃいられない、これからビシバシ思い出作るぞ!
というわけで、脳が焼き切れるほどの熟考を重ねた末、きたる9月4日(木曜日)の午後1時より、新宿の漫画喫茶ゲラゲラ靖国通り店にて、いちご帝国初の主催オフであるところの「漫画喫茶オフ」を開催することに決定した! 24時間漫画喫茶に引きこもるという、今年一番(ワースト1)の思い出になること間違いなしのこの計画! 実は去年の10月3日にも似たような企画を立ち上げて、絶望的な結果に終わったのだけども、それでもやる! 人が一人もこなかろうが、漫画喫茶がいきなり炎上しようが、何が何でも俺は漫画喫茶に24時間引きこもり続けて見せる。まあ本当はもっと長くやりたいんだけど金ないからね。24時間で許しておいてやる。っていうわけで、暇で暇でしょうがなくて俺と一緒に暇を潰してくれる人は、9月4日の漫画喫茶ゲラゲラ靖国通り店に集合! まあ別に24時間いなくてもいいので適当な時間に来て適当な時間に帰って下さい。こんな感じのバナナ柄Tシャツを来ているはずなのでお気軽に声をかけるなりゴミを投げつけるなりカツアゲするなりして頂ければこれ幸い。俺はずっと黙りこくって漫画を読み続ける予定! 頑張るぞ!
・お友達のアスカさんがとうとう少年エースの10月号でデビューしたらしい! すげえぜ! OHP で褒められてるぜ! 感動もんだ。めでたすぎる。というわけで、是非ね、少年エース10月号(ものすごいポスター付き)を買って、桂明日香先生の「螺子とランタン」をよろしく、特にアンケートを、なにとぞお頼み申す! 頑張って欲しいですわ。当方も微力ながらも応援させて頂く次第。身内のひいき目をさっぴいても面白いぜ。ココかわいい。ほんとかわいい。
・Win 版の MSN メッセバージョン6はアイコン機能がやたら楽しいしゲームもできるし(マインスイーパフラグ飽きたけど)相当お気に入りなんだけど、唯一不満なのがログ保存機能で、何をどう考えたのかしらないけど xml 形式で保存しやがるのな。導入してから1ヶ月半もたってないのにログファイルが合計200Mを超えたよバカヤロウ。確かに俺もメッセしすぎだけど、いくらなんでも200Mはひどい。単なるテキスト形式なら100分の1で済むだろ。ざけんな。テキスト形式じゃないから grep でログの総検索とかもできねーし、不便すぎてマジぶちきれそう。はっ倒すぞ! とか怒ってたんだけど、なんかすんげえ便利なのあるじゃん! Messenger Plus! ってのが! やばいよこれ。マジ宇宙規模の便利さ。ログも完璧に見やすくテキスト形式で保存してくれるし言うことないわ。なんか多人数の時の重さも無くなった気がするし。完璧。サイトが英語で最初びびるかもしれないけど、インストールする時に日本語も選べるからちょう安心! マジすげーこれ。っつっても、アイコン機能が実装されてプラグインとかスキンが充実したら確実にレグネに移行するけどな。開発頑張って下さい!
・なんかドクデスサイトでアンケート実施してるみたいなので、よろしければ協力してやってくださーい。あと漫画喫茶オフ(最後の段落だけ読めば充分)よろしくな。
100
1時になりました、終・了!!! ウン・ザリ!
今回の挑戦で得たもの…絶望
今回の挑戦で失ったもの…心の潤い
今一番ホッとしていること…ブスが俺を刺さずに普通に帰っていったこと
それじゃお疲れ! 最低の思い出を残せました!
---------
99
のわーあと10分足らずで終わりだ。長いようで短かった。とりあえずあれだ、参加してくれた皆さんありがとう。ございました。もう二度とこんな事はしないけど、まあ普通に「いついつに漫画喫茶で集まろうぜ」みたいな事は楽しそうだから今後もやりたいところ。漫画を読むいい機会になるべ。やるなら今回よりもっと適当にやろう。そしてもっと環境のいいところで。
---------
98
結局全巻きちんと読んだ漫画はデカスロンだけだった。何やってんだろ俺。ココは16巻で疲れてひとまず中断。また今度続きを読もう。読もうと思ってた漫画全然読めなかったなぁ。っていうか何を読もうとしていたのかも忘れた。あかんなー。そもそもこんな更新やってるから漫画に集中できないんだよな。本末転倒。
---------
97
10分くらいで決意崩れた。物凄い勢いでトイレに行ってウンコと未来の幸せを水に流してきた。だからといってお前らが得意顔で「もう岩倉は幸せになれない」などと指摘する事を俺は許さない。なぜなら俺の腹部にはまだいくらかの残糞感があり、つまりまだ我慢するだけのウンコが残っているという事に他ならない。ということはつまりこの残糞感を抱えたまま帰宅すれば、俺は「物凄く」幸せにはなれなくとも「割と」「そこそこ」「まあまあ」幸せにはなれるのではないか、ということだ。人間、オールオアナッシングで考えるのではなく、もっとファジーで、エレガントな考え方をしたいものだよね。
---------
96
今から家までウンコを我慢すれば俺は物凄く幸せになれる、という願をかけた。
---------
95
家に帰って爆睡することだけを楽しみにしてたけど、よく考えたら夜はバイトがあった。ものすごいガッカリした。
---------
94
こんな糞だるくて馬鹿みたいな更新を追っかけてる人なんているのかなって気分になってきたけど、どうせだからキリよく100まで更新したい所存。
---------
93
ボイスチャットのオヤジもメッセで話し掛けてきて「お疲れ様でした」ってわざわざマイク使って言ってきたりして。普通に近くから生声も聞こえるの。そうなったらやだなー。
---------
92
これで、さあ帰るぞって段階になって、例のブスが「お疲れ様でしたー」とか言ってきたらどうしよう。
---------
91
あ、あと1時間だ。
---------
90
マジでボサボサヘアー書き込みしすぎだろお前
---------
89
唯様と呼ぶか唯タンと呼ぶかでメッセが紛糾。
---------
88
TOI君が来た。しかもおにぎりとフルーツとお茶のおみやげ付きで! すっごいわー。あったかいわー。感動した。シーチキンおにぎりうめー。考えたやつ天才だな。
---------
87
H2 を読む → フリーセルをやる → H2 を読む → フリーセルをやる
(ブス・アルゴリズム)
---------
86
TOI君が場所を間違えたらしい。ひどい。
---------
85
ヤマグチさんといちご100%の話を(メッセで)するのに夢中。唯に「様」を付けろと説教された。キチガイ!
---------
84
ヤマグチさんとメッセで会話が始まった。壁一枚隔てて真正面にいるのに。この無駄感がたまりませんなぁ! どうやらヤマグチさんはまだ夏休みらしい。さぼったんじゃないかという心配には及びませんでした。「蔵書を手分けして読み切るオフ」というのを提案されていますが、死んでもやるかよ。
---------
83
ボサボサヘアーのタイピング音がうるせー。
---------
82
後ろに座ってるボサボサヘアーのオタクさん、さっきからどんだけ長い文章打ってるんだ。書き込み先は普通の掲示板なのに。あっ! 今、大量のモナーが手と手を取り合っている AA を貼り付けて、そして首を傾げながら消した! こだわりですネ!
---------
81
うおーこの「ふじりんご」っていうドライリンゴうめぇー!
---------
80
相沢が最後の最後に「楽しかったよ」という言葉とドライリンゴ(開封済み)の置き土産をくれた。アイコンタクトすらしてなかったのに楽しかったよって言われるとすげー違和感だな。でもありがとう。
---------
79
俺玄米茶飲み過ぎ。
---------
78
ヤマグチさんが学生服でぶらりと来た。目が合ってお互いニヤニヤしてしまった。変な空気。っていうか学校はどうしたんだろう。
---------
77
あーもうあと2時間か。案外早かったなー。それにしても眠すぎて漫画を読む気が全く起きない。
---------
76
このオフとは何の関係もなく来てるんじゃないかというくらいの自然さで相沢が漫画を読んでいた。挨拶どころか目も合わせない他人ぶり。完璧。
---------
75
寝不足で胃が荒れてる状態の俺からすると、フルアヘッドココの壮大な世界は胸焼けするのう。
---------
74
やっとトイレあいた。一時は大洪水も覚悟してたけど、何とか乗り切れた。良かった…!
---------
73
ブスがまだフリーセルやってる!!
---------
72
俺が寝る前には麻雀ゲームをやってたはずのオヤジが、またボイスチャットを!
---------
71
おはよう。朝の10時です。何時に寝たのか全然記憶にない。7時か8時くらいか。まあとりあえずは回復したはず。それより今問題なのは、あのファッキントイレがびっくりするほどあかないから漏れそうということだ。マジで前の奴長すぎる。寝てんじゃねーの。
---------
70
ッシャー! 寝よう。
---------
69
とうとう最後の牙城であるところの麻草さんが帰った。というわけで事実上俺一人。うおー
---------
68
あがががががががががが
---------
67
ギギギギギギギギギギギギギギギギギ
---------
66
あああああああああああああああああ
---------
65
俺何してるんだろう
---------
64
12時間くらい前に合流した、京都からきたついでにお越しの強者インターネッター・タカエさんがお帰りになった。漢字が分からないのでカタカナで失礼。こんなオフですいませんでした。
---------
63
さあそろそろ始発の時間、午前5時半だよ。徹夜組のお客さんは大抵このくらいの時間にはスタコラと帰るよね。でも俺はあと7時間もここにいるのでした〜〜!! ちょっと気が狂ってきたゾ!
---------
62
元・久米宏の横っちょラヴ管理人の田原さんをどん兵衛食ってる間だけメッセ
田原 の発言 :
メッセに逃げるなーー!
田原 の発言 :
漫画読んでろボケ
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
donbe-ume-
田原 の発言 :
俺も喰いたくなってチキンラーメン作ってる
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
ブスは流行最先端
田原 の発言 :
確かにどんべーはうまい
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
どんべえ食う間だけメッセ
田原 の発言 :
関西味のどん兵衛を東京にバラまきたい
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
ちがうの
田原 の発言 :
関東味どん兵衛はゴミ
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
へえ
田原 の発言 :
三重県は両方喰える
田原 の発言 :
コンビニではドキドキしながら選ぶ
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
田舎臭い長所
田原 の発言 :
どん兵衛の原材料のところに(E)とか(W)とか書かれてる
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
5へぇ
田原 の発言 :
箸でタイピング難しい
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
きたねーよ
田原 の発言 :
もちろん裏で押してる
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
安心した
田原 の発言 :
まあキーボード洗濯したところだから大丈夫だけんども
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
もうすぐ食い終わる
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
うまかった
田原 の発言 :
チキンラーメンは何とも言えない
田原 の発言 :
もうちょっと薄かったら生で食えるのに
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
チキンラーメンってそのまま食うもんだよ
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
生で全然食える
田原 の発言 :
とんだ味盲
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
そんなことない
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
グルメ
田原 の発言 :
舌が壊れてる
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
味王
田原 の発言 :
塩タン
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
食い終わった
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
満足した
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
さて漫画に戻るかな
田原 の発言 :
ひっでーな
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
ひどくない
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
立派
田原 の発言 :
何で24時間なの
田原 の発言 :
意味が分からない
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
きりがいいから
田原 の発言 :
12時間で十分じゃん
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
憧れるじゃんちょっと
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
24時間って
田原 の発言 :
あこがれない
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
またまた
田原 の発言 :
個室漫画喫茶に3日居たことある
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
ゴミ
田原 の発言 :
すっげー快適だよ
田原 の発言 :
いびきもないし
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
高そう
田原 の発言 :
12時間2000円だったかな
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
安い
田原 の発言 :
安いよ
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
なんだよそれじゃ今度はそこで漫画喫茶オフだな
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
どこにあるの
田原 の発言 :
ドリンク別料金だけど
田原 の発言 :
三重
田原 の発言 :
バリ三重
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
遠すぎる
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
三重沈め
田原 の発言 :
会員制だし
田原 の発言 :
ハイグレード漫画喫茶
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
どうでもいい
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
じゃあな
田原 の発言 :
店員がフランス料理屋みたいな服装してるしね
田原 の発言 :
ああ
田原 の発言 :
無駄な時間を消費してろ
岩倉(漫画喫茶) の発言 :
(^^)ノ
---------
61
ブスがあんまりうまそうにカップラーメンすするから俺も食いたくなっちゃって、うっかりどん兵衛(きつね)購入。やべーブスの影響力あなどれねー。そのうち俺もフリーセル始めちゃうのかな。
---------
60
ブス、フリーセル再開
---------
59
ブス with カップラーメン
---------
58
ブスH2に熱中
---------
57
ブス帰還
---------
56
ブス行方不明
---------
55
ブスが目覚めた
---------
54
来ました、漫画喫茶名物・オヤジのイビキ!
---------
53
オラ、メッセでみんなの元気もらったぞ! ありがとな! よぉーし、いっちょやってみっか! (真顔で漫画を手に取る)
---------
52
茶でむせてたら、萌え漫画に夢中な若者に睨まれた
---------
51
おいまだボイスチャットしてんのかよ!
---------
50
しかしここにいるみんな人生つまんなそうだな。マジで。
---------
49
俺のうしろにいるブスがフリーセルをやり疲れて泥のように寝ている。お見事!
---------
48
メッセが6窓。そんなに暇ならお前ら漫画喫茶にこいよ。(うそだよ、みんなありがとう!)
---------
47
メッセで3人くらいに「ひどい更新」と言われた。分かってるよバカヤロウ。
---------
46
フルアヘッドココを4巻まで読んだ感想
俺も多分オールドブラッドなんだと思う。だからこれからすごい能力開花して様々なケモノを操ってお前らの頂点に君臨するはず。強いぜー、俺。媚を売るなら今のうちだかんな。フォッフォッフォ。っていうか、あー、すっげー腰いてぇー! 肩がこったので漫画は一時中断してメッセをする。
---------
45
ってことは12時間で44回くらい更新したわけだ。へぇー。すっげぇどうでもいい。それより身なりの汚いオッサンが多すぎることの方が気になる。
---------
44
あぶねー忘れてた。俺12時間パックで入ったから、もう一回12時間パックで入りなおさないといけないんだった。今金払ってきた。あー焦った焦った。っていうか12時間のあとにもう一回12時間ってすげー恥ずかしい。改めてひでー企画だなと思った。
---------
43
だんだん脳の働きが鈍ってきた。なんで俺玄米茶をマドラーでかき混ぜてるんだろう。
---------
42
なんかボソボソ言ってる奴がいるなーと思ったら、推定40代の男がボイスチャットに夢中。
---------
41
この時間に漫画喫茶で時間を潰してる人間の共通項…微塵も覇気がない
---------
40
漫画喫茶とは何の関係もないけど、こないだ暇過ぎたのでいちご100%を6巻まで読み返してみたら、見所が満載過ぎて一人で悶え苦しんでしまった。正直最近はいちごテンション落ちてたけど俄然盛り返したね。やっぱすげぇよあの漫画。誰かと一緒に読んで喜びを分かち合いたい。
---------
39
今椅子で寝てる人が「フワーッ!」って助けを求めるような寝言を言った!
---------
38
おならしちゃった
---------
37
仕事で帰ってしまった麻草さんが帰ってきた! 感動やわー。しかもいちごのヨーグルトのお土産付きですよ。果たしてお前らの中のどれだけがそういった心配りを出来ると言うのだろうね。温もりの失われた街、 TOKYO …。しかしそんな心の砂漠において、ただ一人、凛として柔なるハートを持ち合わせた人間、それが麻草さんなのだ。麻草さんはシュガーを読みに来たらしい。素晴らしいね!
---------
36
漫画喫茶でエロサイト見てる人って何がしたいんだろう。
---------
35
色々チンタラしてたから読むの遅かった。デカスロン読了。大ゴマの迫力は随一だね。面白かったー。でも登場キャラの心境変化とかが突然すぎてびびる。分裂。今からフルアヘッドココを読みまーす。
---------
34
そういや「仕事が終わったらまた来るよ」と言ってたはずの竹田が全く姿を見せないので、あの糞メガネ野郎また大ボラ吹きやがったと思って激昂してたら、つい今しがた「行こうと思ったんだけど帰る途中のくまがいさん達とバッタリ出くわしたから一緒に帰っちゃった」という主旨のメールが来た。
---------
33
っていうか漫画喫茶に来てまで更新してる俺もやばかった。
---------
32
後ろの女の人がさっきからずっとフリーセルやってる。漫画喫茶に来てまでフリーセル…?
---------
31
お茶を注ぎながら、そこら辺のネットしてる人のモニタをちらっと見てみたら、その人の入っているチャットに「大魔王ぽちたん」なる人物が。大概にしろ。
---------
30
トイレの前で待ってたらすげーホモっぽい感じの兄ちゃんが出てきた。おせーぞホモ。なんかホモっぽい人がトイレに長くいるだけで、何か凄いことしてるんじゃないかなって思うよね(偏見)。具体的にどういうことなのかって考えると全然分からないけど。とか思いつつトイレに入ったら、おしっこどころかウンコもしたくなったので、便座を下げた。そしたら、まあ便座がぶっ壊れてて外れるのはギリギリ許せるとしても、その便座がやたら濡れてたので、「あのホモ野郎!」とブチきれずにはいられなかった。っていうかあんだけ長く入ってて便座があがってるってどういうこと? マジで何してたんだあいつ。
---------
29
トイレ全然あかねー! おしっこ漏れそう。漫画喫茶でおしっこ漏らしたら生きていけないよー。
---------
28
見てんじゃねーよ!!
---------
27
漫画だけが俺の友達
---------
26
とうとう帰り支度を始めやがった。寂しくなんかないぞ。
---------
25
みんな帰るとか言い出した。まあ俺は本物の戦士だから孤独にやっていくけどね。
---------
24
玄米茶うめー
---------
23
漫画に飽きた連中がすげー喋りだした。うるせーよ糞ども!
---------
22
須田さんと麻草さんとハンサム団帰った。ハンサム団はスーツ着てたから何のコスプレかと思って聞いてみたら、もう働いてるんだってね。しかも接客業! 嘘だろって感じだね。
---------
21
デカスロン17巻より
「自分に自信があるのなら、人のことなど気にはしない。本当の戦士というのは、孤独なものだ。」
俺も、例え一人きりになっても、自信を持って最後まで漫画喫茶に居続けようと思う。戦士とは孤独なものなのだ。
---------
20
と思ったらシュガーあったー! カイコさんが見つけてくれた。すっげぇ分かりにくいとこに積んであった。ごめん漫画喫茶。そうだよな、ないわけないよな。きちんと探さないで怒っちゃってごめんよ。俺が悪かった。
---------
19
この漫画喫茶シュガー置いてないってどういうことだよ。来た人全員にシュガーを読んでもらうくらいの心持ちでいたのに。しょうがないからここで言っておこう、アッパーズで連載してる新井英樹のシュガーは俺が今一番面白いと思っている漫画なので、みんな単行本買って読んでネ。あ、ピアノの森は置いてあるな。よしよし。っていうかいつになったら連載再開するんだピアノの森。
---------
18
須田さん(麗しの読者様)が仕事帰りに来てくださった。素晴らしいですな! いよいよネットコーナーが参加者で埋まりつつある。ところでさっき、なんかデジカメもってうろついてる人がいてびっくりした。なんだろうあの人。
---------
17
浮浪者っぽい感じの人が多すぎる。
---------
16
24時間閉じこもるぞ! という志を速攻でぶち捨てて、友達と外でメシ食ってきた。ねぎしのシチュー+カルビセットうめー! そんで夕食から帰ってきたら、麻草さんとハンサム団(スーツ!?)が座って漫画を読んでいた。ようこそ!
---------
15
メッセしてると漫画読めないので落ちた。漫画がメインなのを忘れるなよ!
---------
14
参加者5人による多人数メッセが始まった。地獄。ひどさに頭がクラクラします。タイピングの音響きすぎ。
---------
13
くまがいさんが来た。と同時にくまがいさんがメッセでオンラインになった。コウタもオンライン。ひどい状況であります。うしろで掲示板を延々見てる人が完全に囲まれた形。気の毒。っていうかマジお前掲示板見すぎだから。2ちゃんに限らず色んなタイプの掲示板みすぎ。あと何人かお帰りになった。お疲れー。
---------
12
とうとうメッセを始めてしまった。立ち上げるなり三窓、でもそのうち二窓は他の参加者。ひっどい。
---------
11
オフ魔人こと sick さんが顔を出しに来てくれた。2ちゃんねるぷらすのTシャツをおしゃれに着こなしてる。そろそろネットコーナー(席15箇所くらい)にいる人の半分がオフ参加者になってきた。間違えて全然関係な人に挨拶する人が出てきそう。楽しみ。
---------
10
っていうか後ろのアンタまだ掲示板見てるの!?
---------
9
コウタが来た。俺を駄目なやつと罵りつつベルセルクを読んでる。あのな、来た時点で似たようなもんだから。あとお名前を聞きそびれてしまったけど、何やら京都から来たついでにオフに参加というハードコアな人が挨拶してくださった。今はそこら辺の椅子で爆睡中。見上げたインターネット戦士だぜ。
---------
8
そこのお前掲示板見て笑いすぎだから。
---------
7
周りにいる人が全員オフ参加者に見えるという症状に悩まされてる。うしろのアンタさっきから2ちゃん見すぎ!
---------
6
残飯のオヤジがキャンディキャンディ読んでる。
---------
5
元カシミアの田中トク君がきた。あと、カイコさんとまゆさんは最初からいる。他にも誰かいるかもしれないけどわかんないやー。デカスロンおもしれー。
---------
4
竹田が「外回りに行って来る」という嘘をついて会社を抜け出してきた。そして帰っていった。また後で来るらしい。ゴレさんは YAWARA! を読んでいた。あと残飯さん(32歳)が会社の面接の帰りにそのまま来た。スーツ着とるー!
---------
3
どこからどう見てもゴレさんという感じの人が黙々とネットコーナーで漫画を読んでいる。たまに笑ってる。何読んでるんだろう。っていうか今お互いを確認した。でも無言。オフだけどお互い挨拶もしないってところが最高だな。理想的展開。
---------
2
デカスロンを読み始めた。
---------
1
オッス俺だ。只今漫画喫茶で持ち込んだロールケーキをネットコーナーでモリモリ食ってるところ。マジうめー。それはともかくこの漫画喫茶やばいよちょっと。空気よどみすぎ。浮浪者っぽいおっさんがうたたねしてるわ、やたら小汚いわ、バガボンドが常軌を逸した読み込まれ具合で普通に表紙がボロボロのズタズタだわ、って言うか狭いわで、「あーこりゃ12時間1480円だわー」って感じでごんす。まさに今年一番(ワースト1)の思い出を残すにふさわしい場所。なんかうっすらくせーなここ。がんばるぞー。
ヨーヨーヨーチェケラーッ! エビバディ…プッチーン! プッチンパポペエービバディプリンプリン! パポペパポペベーベラベラベラベラ! イェー!! ってなわけで今回もまるで似てないスキャットマンジョンの物真似と共に威風堂々と始まったぜ、NASA プレゼンツ、「マンスリー・岩倉の嫌いな単語ランキング 2003」!! ッヒュゥー! 進行はお馴染み MC 岩倉インダハーウス! ヨーヨーヨー! 独自の集計によっていちご帝国管理人の岩倉というゴミパーソンが嫌いな単語をカウントダウン形式でお届けするというこの番組、今回でめでたく15周年をム・カ・エ・タ・ゾ! ッサンキュウー! サンキュウエビバデーー!! ラブ・アン・ピーーース!!! フォーエバー・ウィズ・ユーー! 好っきっとっか、嫌いとーかー! まあ15周年にして初めてこの番組は一般公開となったわけで、これまでの放送は俺こと MC 岩倉の脳内でのみ完結していたわけだが、このめでたい日にみんなと会えるなんて感激ものダ・ゼ! ヨーヨーヨー! マイクチェックワンツー! それでは今日も元気よくランキングの発表 DA ! まずは3位から! ザ・嫌いな単語、カムヒアーーー!!!
ナンバァー・スリー!! 「大学」!! 前回の1位よりツーランク・ダァゥン! あぁーっと! なんということだ! 3年以上も1位を守り続けていた「大学」が、ついにその王座を何者かに奪われ、あろうことかツーランクも転落ッ! オーマイ・ガッドネス! ジーザス・クライスト! ガーベラ・テトラ! 「大学さえなければこの世から戦争もなくなるし差別も貧富の差もなくなるに違いない、そんな気がしてならない、そういう夢を見たからきっとそう、そうだといいな、まあもしそうじゃないとしても、頼むから大学消えてなくなれ!」 と主張して憚ることのなかった岩倉だっただけに、この展開は YO - SOU - GAI !! 果たして、この永遠の覇者とも思われた「大学」の牙城を崩したのは一体どんな単語なのか!? 風雲急を告げるスタートで、 MC 岩倉も緊張の余り思わず失禁ing (シッキニング)! そして飲尿、これが俺たちのやり方!! ヨーヨーヨー! チェックディスアッ! さてお次は、戦慄の DIE 2位!! ザ・嫌いな単語、カムヒアーーー!!!
ナンバァー・ツー!! 「単位」!! 前回の2位から変わらず!! こっ…これは予想外!! 嫌単語界のキング・オブ・キングス、「大学」の首位が陥落したにも関わらず、「単位」はこの順位を死守! 驚異の粘り腰、SO COOL !! TOO GREAT !! しかしどうしてこんな逆転が起きたの KA!? それは、岩倉を取り巻く状況を考えてみれば5秒で YOU CAN UNDERSTAND !! すぐ思い出せるだけでも、「大学三年生なのに取得単位が半分に満たない」、「今年死ぬほど頑張っても、来年もっと頑張らないと卒業不可」、「っていうか単位取れなさすぎて留年率80%!」などのベリー・リアル・シチュエーションがてんこ盛り NOW! こりゃ確かに「大学」なんて漠然とした言葉より、「単位」って言葉の方がヘヴィに岩倉のドテっ腹をアタックするわけだね! 「単位」、そのリアリティ、アンリミテッド!! ヨーヨーヨー! というわけで激震の走るランキング、いよいよ岩倉の嫌いな単語界でのトップ・オブ・ザ・ワールド、衝撃の1位の発表だァーッ!!! ザ・嫌いな単語、カムヒアーーー!!!
ナンバァー・ワン!! 「就活」!! 前回の25位から驚きの24ランク・ジャンプアップ!! アンビリーーーーバブル!! アーーーーーーウェサム!! 意外や意外、「大学」の独壇場に終止符を打ったのは、それまで全く目立たぬところで息を潜めていたダークホース、「就活」だったーーっ!! ここ数週間に親族やバイト先の上司、さらには友人からも怒濤の勢いで「そういえば就活ってどうしてんの?」と聞かれまくり、その全てに「あぁ、そろそろ始めるわー」などと適当な答えを返していたが、実は取得単位が足りなさすぎて卒業見込みが出ない、つまり就活ができないという天上天下唯我独尊レベルに極まりまくってる激ヤバ状態の岩倉!! それを思えば今回の「就活」の躍進もうなずけるというもの DA NA !! って言うか働きたく NEEEEEEeeeeeeeeeeee よ! ヨーヨーヨー! 働きたく、ねぇぇぇぇぇぇぇぇ、ヨーヨーヨー! ワッツアップ!!! 就活アップアップ! 手に持てリュックサック! 今すぐヒッチハイク! 向かえ富士樹海、備えぬかりない、縄でセイグッバイ!! エビバディ、ソーーローーング!!
-------------
MC 岩倉が死んだので代理として普通の岩倉です。こんばんは。そういうわけで、いちご帝国は今日から「就活怨嗟地獄編」として再スタートします。これからもいちご帝国を宜しくお願いします! 具体的な内容の変化はゼロです。職くれなくていいから誰か金くれー。
俺は今本当に怒っている。こんなに怒っているのは、8年ほど前に、クラスメートの K 君から借りていた第四次スーパーロボット大戦を、クリア直前の状態で無理矢理返させられた時以来かも知れない。あの時は、滅茶苦茶育てまくったザンボット3の事を思って夜な夜な枕を濡らすやらペンギンクラブにドキドキするやらだった…! それはともかく、俺は今、本当にびっくりするほど怒っているのだ。怒っているのだ! どれくらい怒っているかというと、この怒りを1分1秒でも早く文章化するために、バイトから帰ってきた30秒後には PC の前に座り、PC が立ち上がるのを、腕組みして待っていたほどだ。手や顔なんて洗ってられるか、うがいなんてしていられるか。俺は今すぐにでもあの事について書かなければ、怒りで全身の穴という穴から血を噴射して憤死してしまうのだ。だから、今から大急ぎでその事について書こうと思うので、諸君には、心して、肝を据えて、これからの文章を読んで頂きたい。
全ては、俺が、バイトの帰りに、心の休息所、もしくはあったか便利プレイスであるところの、「あなたとコンビに」ファミリーマートへ立ち寄ったところから始まる。俺は毎週金曜、バイトの帰り道の途中にあるファミリーマートに寄ることにしていて、そこで夜食やら飲み物やらを購入したり、舌足らずであまりろれつが回らなくて可愛い店員に接客を受けたりして、一週間を頑張り通した自分にご褒美をあげているのだ。(まあ全然頑張ってないけど。)それで、今日も、いつものように、無闇にカロリーの高そうなお菓子と、確実に俺を糖尿病にさせてくれそうな甘い飲み物と、未だに俺の中で流行している蒟蒻畑を手に、舌足らず店員の待ち受けるレジへと向かったのだった。
ところが、そこで、俺の今までの「金曜コンビニルーティン」には含まれていなかった、イレギュラーと言う以外にない要素が、俺の目の前に、静かに、だがしかし力強く、その姿を現したのだった。奴の名は、ファミ丸くん。この秋から、ファミリーマートの愉快なジャンクフードの仲間たちに加わった、期待のニューカマーであり、ファミリーマートが宣伝するところによると、それは、若鶏のもも一枚肉を贅沢に使用し、丸大豆醤油と、隠し味にニンニク・生姜を使ってカラリと揚げた、唐揚げ界の若きプリンスとでも言うべき一品であるらしい。それが、なんと、今ならお試し価格として、本来200円のところを、20円引きの180円で売っているというのだから、たまげた話ではないか。1個で20円の得、10個で200円の得、なんと、1億個で、20億円の得になるというのだから、こんなにおいしい(二つの意味で、だ)話を捨て置く奴なんざ、経済的インポテンツであると言わざるを得ない。かくなる高尚な思索の果てに、俺はレジにて、「あの、その、ハ、ハミ丸くんを下さい」と、ビックリする程発音が悪いことを除けば一点の曇りもない注文でもって、舌足らず店員に、俺の意を余すことなく伝えることに成功した。厳密に言えば、舌足らず店員は最初、「ハ?」と、「何言ってるか分かんないんだけど。何こいつキモい〜」的ニュアンスが大さじ10杯分ほど含まれた語気で俺に問いかけて来たのだが、その隣にいた、金髪の快活そうな青年の、「ファミ丸くんでしょ」という天才的アシスト発言の助力を得、舌足らず店員と意思の疎通をすることに成功したので、先程の表現にいくらかの誤りもないと言ってよかろう。ともあれ、俺は見事、市井で噂の新製品であるところのファミ丸くんを、この手に収めることとなったのだった。
時刻は10時を優に回っていたので、6時過ぎに夕食をとった俺は、既に小腹が空いていた。そんな時に、自転車に乗りながら食べるコンビニのジャンクフードというのは実に格別なものであって、俺の数少ない楽しみの一つでもあったので、舌足らず店員の「ありあとうごらいましたー」という声を背にファミリーマートを出た俺は、そそくさと自転車に乗ると、手際よくファミ丸くんを袋から取り出し、早速食べてやろうと、その箱に手を掛けたのだった。その時の俺の狂おしい気持ちは、他に例えようもない。
しかし、ここで風向きが怪しくなった。ファミ丸くんの箱に開け方が、全く分からないのだ。いや、「この辺を爪で引っかけたら開きそうだな」と思える場所は発見できたのだが、そこを、いかようにして爪で引っ掛ければよいのか、どの方向に、どの程度の力で箱を開ければよいのか、とんと見当が付かない。それらしき場所を爪の先でカリカリといじりはしても、ファミ丸くんの箱の封印が解かれる気配は微塵も感じられず、ひょっとしたら根本的に何か開け方が間違っているのではないかとすら思えてきて、色々試しはするものの、やはり思うようにはいかなかった。空腹感と無力感で次第にイライラを募らせた俺は、これ以上こんなちゃちな箱に手間取るわけにはゆかぬ、ひと思いにこじ開けてくれようぞ、とばかりに、両の手に力を込め、ファミ丸くんに対する実力行使を開始した。
さて、以上のような行程を、俺は全て自転車に乗りつつ行っていた。具体的に言うと、両肘から先をハンドルに押し当て、両手でファミ丸くんの箱を持ち、バランスを取りながら、両足で地面を蹴って、ノロリノロリと、薄暗い夜の街を進んでいたのである。このような姿勢で前進することは、交通道徳上非常に好ましくないのだが、人通りのまばらな夜道であることだし、恐らく何の問題も起きないであろうという確信があった。実際、これまでに幾度となく似たような移動法を試みたが、そのことごとくは安全かつ快適な結果を得るのみであったのだ。で、あるからして、今晩も、いつもと変わりなく、何の問題とも直面しないまま、ファミ丸くんを食し、鼻歌交じりに帰宅できる、はずであった。そう、そのはずであったのだ。
事件は、まさしく、俺がファミ丸くんの箱を力ずくで開けようとした、その瞬間に起こった。視界の左端に、何物か、小柄な生き物らしき陰がちらついたと思った刹那、その生き物は、俺が操るバーニング・サン号(自転車の名だ)の前を横切ろうと、ただごとではない速さで飛び出したのだった。その動物とは、猫であった。中型の、小汚い野良猫であった。その猫は、道路では飛び出し厳禁という幼稚園生でも分かる約束事を無視し、今世紀史上最低最悪のタイミングで、我がバーニング・サン号の前を通り、我がバーニング・サン号は、キリスト生誕以来最低最悪のタイミングでその猫を、轢き、俺が開けようとしていたファミマルくんの箱は、その際の衝撃によって、ビッグバン以降最低最悪のタイミングで、見事に封印を解かれ、その中身であるところのファミ丸くんは、最早筆舌には尽くしがたいレベルでの、最低最悪のタイミングで、その全てが虚空に舞い、直後、その全てがアルファルトの上に着陸、した。
猫はそのまま元気よく走り去り、俺の手元には、信じられないくらい歪んでしまった、ファミ丸くんの空箱だけが、とてつもない存在感と共に、残った。そして、その一部始終を目撃した、仕事帰りのサラリーマンが、俺に「大丈夫ですか」と声を掛けたが、何と答えていいのか、俺には全く分からなかった。ポカーンと口を開けたまま曖昧に会釈すると、俺はそのまま自転車を走らせ、しばし、自分の身に一体何が起きたのかを必死に考えた。そして、「大丈夫じゃねえよ。」と、強く思った。俺自身は大丈夫だったが、全体的に見て、全く大丈夫ではなかった。大丈夫なわけあるか。それからしばらくして、自分がファミ丸くんの空箱を後生大事に手に持っていることに気付いて、情けなさと怒りで、思わず、「あ゛ーーー」と、夜の街に呟いた。
ここ2ヶ月くらい、「バイトかネットか睡眠か」という割と語呂のいい生活サイクルでもって、それなりに快適な毎日を過ごしてしまっていたので、最近の俺は、何て言うか、あっ、もしかして、これが幸せなのかナ!? これが俺のあるべき姿なのかナ!? みたいな勘違いをしてしまい、あろうことか、自分は3年くらい前からずっとこういった生活を繰り返してきたのだ、みたいな、途方もない誤解、妄想、空想に、我が方寸を支配されかかってしまっていた。これは、今の暮らしが実に楽チンで不自由がほとんどなくて魅力的である事もさることながら、実際の、上書きされかかっていたこの3年間くらいの記憶が、俺にとって、もうそれこそ本気出して無に帰させたい、歴史の闇に葬り去りたい代物であるからこそ起きた事態であるといえよう。実に、本当に、全く、あの忌まわしい記憶群と来たら、親の仇かそれ以上とも言える憎々しさであって、あの辺の記憶を保存している、脳内の「アレ系記憶倉庫」とも言うべき部位が存在するのならば、その倉庫部分だけを器用にレーザーメスで切り取って欲しいくらいであって、その部位に関して言えば、例え俺の脳の一部であろうとも、それを構成する分子・原子・電子・素粒子のレベルで、全身全霊をもってして俺は憎み通しているので、その、小さな脳の欠片を破壊するためだけに、核爆弾複数個を使用し、日本を壊滅に追いやることすらも辞さない覚悟であるのだ。記憶の改竄が無意識のうちに行われかけたのも、無理のない話だと納得して頂けることと思う。
それでは、その、俺が表層心理から深層心理に至るまで、全ての人格をもってして憎み通している記憶とは一体何かと言えば、もう、今更言うまでもないことであるが、大学、である。大学。だいがく。ダイガク。DAI-GAKU。ああ、どのように書いても、身の毛もよだつ鬱陶しさではないか! 大学! どこまでも忌まわしい響き! 北は北海道から、南は沖縄まで、日本全土には様々な言葉、地名、人名が存在しているが、しかし、あまねく日本の単語界で、ここまで人の神経を逆撫でする、悪意の固まりのような単語が他にあるであろうか、いや、ありはしない! 「だいがく」という読みの時点で既にモロクソ危険球、即刻退場と言って差し支えないレベルだが、それを、なんと、「大学」などと書いてしまうのだから、全く、この世から戦争がなくならないのもなんとなく頷ける話である。ここまで厚顔無恥に「大いに学ぶ!」などとのたまわれては、俺の「だいがく」に対する憎しみも募るばかり、「うるせえ、このコンコンチキ!」と啖呵の一つも切りたくなるというものではないか。全く人の心の機微というものを分かっていない、ここで少し「だいがく」側が譲歩して、「すいません、本当は「大学」じゃなくて「駄異餓苦」でした!」と土下座しながら菓子折一杯の札束でもよこしてきたなら、俺としたって扇子を仰ぎながら「苦しゅうない」と猫をなで、我が愛猫も「ニャァ」と機嫌良く一声鳴き声をあげようというものなのに、なんだバカヤロウ、「大学」だと、お高くとまりやがって! 「大」が付いてる時点でな、もう「大日本帝国」のパクリなのが見え見えなんだよこの無個性野郎が! 虎の威を借る狐とはまさにこの事。わざわざ「大日本帝国」の「大」を使って権威付けしようなんざ、ほんと、ちゃんちゃらおかしい。恥を知れ、恥を!
取り乱した。と言うか今の路線で突き進めると、「大学」よりも自分のサイト名の方がやばい事になってしまって、とんだ墓穴となってしまうので失敗だった。まあちょうど話も脱線してたことだしちょうどいい、元の流れに戻そう。今までの話をまとめると、「マジ楽勝な生活を送ってたら、それ以前の大学とかいうムカつく単語に関わっていた頃の記憶を抹消しそうになった」という感じだ。物凄く短くまとまってしまった。内容のなさをこれでもかと見せつけたところで話はようやく次の段階へ進むわけだが、もうな、面倒くさいから結論から言っちゃうと、来週から大学。来・週・か・ら・大・学!!! そりゃね、上書きされかかっていた暗黒の大学 DAYS の記憶だって蘇るっちゅう話ですわいな。なにしろ来週から! 来週から始まっちゃうからね! あれが! あの悪夢の機関が再始動! フリーター精神に全身を蝕まれていた俺も「あ、そういや俺大学生だった」って思い出さざるを得なかった。心底うんざり。今まで何回同じ事を言ったか分からないけど、ほんと、大学爆発してくれよ。大学を中心とした半径1キロくらいの範囲で、超局地的地震、起きてくれよ。自爆テロの標的になってくれよ。あががががが。なんかさ、東京に突如として巨大な怪獣が現れてね、破壊の限りを尽くすんだけど、そこへ正義の巨大ロボが駆けつけて、怪獣を叩きのめすのね。まあロボも相当な痛手を負うんだけど、東京の平和は辛うじて守られるんだよ。で、そのロボの正体が、うちの大学。もうボロッボロ。あー参ったなー、こりゃ授業できないや! でも名誉の負傷だししょうがないよね! みたいな。もうよくわかんねえ。取り敢えずアレだ、これからしばらく、明らかに精神に失調をきたしてる日記が続くと思うけど、優しく見守ってあげてね。
マジで今日の東京の寒さは一体なんだったんだ。ふざけてんのか。つい数日前まで、半袖でも汗ばむような糞陽気だったっていうのにね、いきなり、長袖二枚着ても一向に暖かく感じられないレベルまで冷え込まれたらね、こっちとしてもちょっと付いていけませんわ。飲み会で物凄く楽しく騒いで飲んでたら、いきなり気の狂った店長がバケツ一杯の水をもって鬼のような形相でやってきて、やおらに身を構えたと思いきや、いきなりこっちがわに水をぶっかけて、「静かにせんかーーーッッ!!!!」って説教してきたような雰囲気。そんな事言われたって困りますよ実際。今までヘーコラして酒だのツマミだの持ってきておいてね、いきなり態度を豹変させて、般若のような顔して激怒されてもね、ポカーンとするしかないって話じゃないですか。今の東京の気候がやったのはまさにそれなんだよ。おいコラ聞いてんのか気候。お前ちょっとはしゃぎすぎ。大概にしとけよ。人の心を弄んで喜んでいられるのも今のうちだかんな。そのうち叩きのめすから。マジで。テメー覚えとけ、ほんと痛いんだからな俺のゲンコツ。ハァ〜(拳を息で暖める仕草)。っていうかこの息を吹きかける仕草ってマジ意味わかんないよな。理解不能。っつってもまあアレの意味のわからなさに比べれば遙かにかわいいもんだけどネ!
ってわけで今日も懲りずにアレ=大学の話!!! ほんとあの組織ときたらフリーメーソン級の謎具合だよ。全然意味わかんない。表向きには学業がどうのとか人材育成がどうのとかほざいてっけど、絶対途方もない陰謀を企ててるよな。そうじゃなかったら納得できないもん。何が楽しくて毎日毎日「授業」とかいう、自己啓発セミナーの瞑想会みたいなのに参加させられなきゃいけないんだよ。アホか。お前よ、大学さんよ、バレてないとでお思いか? 知ってるんだぜ俺は、授業を受けている間にお前が俺たちの若いエナジーを吸い取ってることを! 他の愚昧な学生どもが全く気付いてないからっつってな、調子に乗ってドカスカエナジー吸い取りすぎだよ。すっげ眠くなるからな。クラクラしちゃう。そんなもん気付くっつーの! 組織ぐるみバレバレだっつーの! 吸い取ったエナジーをどんな風に悪用すんのか知らないけどさ、どうせお前らの頭だったら、近隣の犬を一斉に吠えさせるとか、その日だけやたら上空をヘリが飛ぶとか、全部の教室で一人ずつ同時にくしゃみさせるとか、その程度の使い道しか思いつかないんだろうしさ、はっきり言って無駄だからやめてくれよ。吸い取らないでくれよ。むしろ他の連中からは吸い取っていいから俺に注入してくれよ。なあ。お前らの計画については黙っててやるからさぁ。な。いいだろ? 俺とお前の仲、だろ…? あ、おい、何をお前そんな怒った顔を…。はは…、よせよ、何だよ、そんなバールのようなものを持って…冗談だろ? な? 落ち着けよ…ほら…お、おい! ちょっと待て! 座れ! 話し合おう! 話し合おうじゃないか! 俺が悪かった! な、おい、ほら、金ならこんなに…な? うわぁっ、やめろ! 当たったらどうす…うっ、ヒエー! やめてくれ! 誰か、誰か助けギャアーッ!
そういうわけで明日24日から大学です。隕石を呼ぶ儀式に忙しいので今日はこの辺で。