紅雀の丹

2003年05月01日

P・C・直っ・たーーー! 幾度となく俺を襲った緊急事態( )にもめげず、不屈の精神で、ついに我が愛しの糞自作 PC 、復活! っていうかまあ俺はほとんど何もしてなくて、実際の所は、生物ランキングで言うとゾウリムシの次くらいに位置しているような下等生物の俺に、なんとマザボや CPU を買い与えてくれる、という、まるで聖母としか思えないような施しをして下さった偉大なるお方がいたから直った。一刻も早くノーベル平和賞を献上したい。マザーテレサやらアウンサンスーチーやらダライラマやらといった凡百連中の100万億兆倍くらいの慈愛を持ってらっしゃる。持つべきものは友だと心の底から思った。

っていうかマザーと CPU と、おまけにどさくさに紛れてグラボまで変わったので、これは「直った」とかじゃなくて「作り直した」だよな。ケースが一緒なだけで中身は完全に別物。つまり自作2台目。スペック弱体化したけど2台目。やべーとんでもないハイペース。自作歴3ヶ月目にして早くもこの領域、正直言って自分の才能が怖い。ひょっとしたら俺は天才なんじゃないか。まあ PC を壊す方の天才なんだけどな。このまま俺の PC 破壊のサイダネが開花してしまったら、来年の今頃には既に6台目を制作しているかもしれない。しかも、回を重ねるごとにスペックが低下して、Pentium 65MHz とかになってて、その上自作貧乏で高利貸しに手を出して借金が100万円をオーバー。連日連夜の取り立て、「お前の臓器は全部油まみれで使い物にならんから、とっとと死んで保険金よこせや!」と言われ続け、進退窮まりついに自殺を決意。サイトにその旨を記そうと PC を立ち上げ、必死の形相で最後の日記を書くが、ついつい熱がこもり誰も聞いてないのに自分の半生を語り出し、「幼稚園卒業」の時点で優に10万字を超える絶望的長文に。ところが、小学一年生の頃に「腐った大根」という子供の純粋無垢な悪意満載のあだ名を付けられ号泣したエピソード(実話)を書いている最中に、自慢のフレキシブル OS Windows 3.1 がものの見事にフリーズ、そして憤死。岩倉の一生はこうして幕を閉じたのだった。

とかならないように、これからは PC を大切に使おうと思う。いや、前もちゃんと大切にしてたはずなんだけど、どうも PC 様は処遇に不満があらせられたようなので、これからは毎日優しく撫でたり名前を付けて毎日呼んだりうちわで扇いであげたりしたい。さあて、どんなカワイイ名前を付けてあげようかナ…。まあ面倒だから「下痢便大魔王」とかでいいか。よし、下痢便大魔王、これからもよろしくな! (ここで PC が謎の大爆発、岩倉は消し炭に。予想より1年早い死であった。)

Posted by iwakura at 23:46