ドロシー

2003年04月19日

モスクワピロシキトカレフコサック! ヘイヨー皆の衆、大学でロシア語を履修している岩倉だぜ、サンクト・ぺテルブルク! 1年の時点で単位を取ってるのが当たり前の第二外国語であるからして、もちろん教室の中に3年生は俺一人! レッツゲッダン、おいそこの後ろの方にいるお前、前から回ってきた出席表を見て「3年…」って呟くのはドントドゥーイット! ストッピングナウ! やめてくれ給え! 確かに俺はお前らフレッシュな1年生とはもう4歳も年が違う、本来なら卒業していてもおかしくない年齢だ、バットハウエバー、いつまでもハートはヤンゲスト! だから頼むから学年の事は忘れて! お願い! 許して!

という事で早速心が折れそうになってしまったロシア語だったのだけれど、3年まで放置してたばっかりにとうとう進級の関門となってしまったので、死んでも落とせない。だからそうやすやすと挫けてサボりだすわけにもいかない。つまり勉強しないといけない。死にたい。まあでも人生って我慢の連続だしね。こういう試練を乗り越えて成長していくっていう風に考えればなんとかなるかもしれない、貯まったストレスはピンポンダッシュとかで解決すればいいんだしね。よっしゃやるぜー!

早速わが忠実な僕こと Google を駆使し、まだ微塵も覚えていないロシア語のアルファベットを覚えようと意気込んだ俺は、まず自分の名前をロシア語に変換。ふむふむ、なるほど、俺の名前をロシア文字で書くと、 ИВАКЛА か。っていうかこれすら当たってる自信ないけどな。「ワ」って本当に「 ВА 」でいいのか。まあ「モスクワ」が「 МОСКВА 」なんだし、これでもし間違ってたら、それは俺が悪いんじゃなくてモスクワが悪い。モスクワが調子こきすぎたのがいけない。ってわけで責任転嫁の予防線も完璧に張ったことだしどんどこロシア語の勉強するぜー!

などと意気込んで次に書こうと思った単語が「ウンコブリブリ」。今時幼稚園生でもそんなセンテンスは口にしないって感じだけど、とにかく書きたいと思ってしまったものはしょうがない、これも勉強と思って頑張ろう。と、ここで問題発生、ロシア語には「ブ」系の音を出す「Б」と「ヴ」系の音を出す「В」というアルファベットがあるわけなんだけれども、果たして、俺はオーソドックスに「ウンコブリブリ」にすべきなのか、それともちょっとハイソに「ウンコヴリヴリ」とした方がいいのか。3分間、熟考に熟考を重ね、一つの結論にたどり着く。今日の勉強はここまで。眠いので寝よう。おやすみなさい。今年は60単位とるぞー!

Posted by iwakura at 23:52