(前回までのあらすじ)
時は1月14日。ろくにそれらしき気分も味わわないまま正月が終わり、あろうことか大学などというファッキン・オーガニゼーションが始動していたことに著しいショックを受けた、ちょっと小粋なダスティ・ガイ(ゴミ野郎)岩倉は、さんざっぱら身勝手な怒りをぶちまけた挙げ句「俺歴においては今日からが正月!」と言いのけ、自分の手からこぼれ落ちてしまった正月を拾い集める旅に出たのだった…!
(あらすじおわり)
というわけでね、諸君が糞みたいな仕事や学業に自由を奪われているその間に、堪能してきましたわよ! お正月って奴をよ! いや〜マジ楽しかった。生まれて良かった。こういう日々があるからほんと人生ってやつぁやめられねぇんだよな! ガハハ! 前回の更新の後、「旧暦ならいまはお正月ですよ!」ってメールを貰った時にね、まあ薄々気付いてはいたんだよね。あ、俺って過去から愛されてるな、って。単なる思いつきで始めた俺歴の正月が旧暦と重なっているなんていうのはね、ちょっとこれ、ただごとじゃないよ。偶然では済ませられない。「旧暦の正月がいつかを全く知らなかった無知さ加減はどうなんだ」っていう疑問は、ひとまず我が心宇宙に存在するブラックホール・「キニシナイ」に吸い込ませておくとして、旧暦と俺歴の正月が重なったという億に一つの奇跡から導き出されるただ一つの結論、「岩倉は神に祝福されている」、このフレーズのみを、皆さんは心に刻んでおいて欲しい。とにかく、この時期に正月を楽しもうと決めた時点で、何というか、俺の勝利、いやまあ、人生勝ち負けじゃないからこう言うのもあれだけどさ、みんなに悪いしね、でもまあそうとしか表現できないからしょうがない、俺の勝利、しょ・う・り、も決定付けられていたんだなって思う。悪いね最強の正月で。ガハハ。メンゴメンゴ〜!
とまあ素晴らしすぎる前置きも程々にして、それじゃあどういう正月を俺が過ごしたのか、というあたりを、きちんと書いていこうと思う。そうじゃないとやっぱ説得力ないしね。読んでる連中全員が羨ましさの余りキーボードをよだれでベッタベタにしちゃうくらいの、俺の最高の正月ライフを、とくと見せつけてやりたい。
記念すべき正月一日目、つまり俺歴における元旦、俺はメッセのしすぎで、一睡もすることなく日の出を迎えた。2004年、最高の幕開けだ。今年最初の陽の光が、窓から俺の目を優しく刺激する。今日という一日がどんなに素晴らしい日となるか、期待に胸を膨らませながら、ゴミに埋もれた我が部屋で、一心不乱にタイピングした。「ねみー」。返事が来た。「ねむいね」。そしてそれきりそのメッセが進むことはなかった。必要以上の会話をしない、成熟した人間同士の、一歩進んだコミュニケーションだ。そのまま無言でメッセを落とすと、傍らに積んであった漫画を黙々と読み始める。今年一年も面白い漫画にまみれて暮らせますように…。そんな思いを込め、1ページ1ページ、祈るようにめくっていく。読んでいる漫画は西原理恵子の「できるかな V3」、「脱税できるかな」というテーマに基づいて数千万単位の脱税をレポートしていて圧巻、なんで逮捕されないのか全く理解できないほどの内容。まさに新年の幕開けにふさわしいスケールの漫画と言えよう。俺も将来はこんなでっかいことをやらかしたいものだ(このままいくと無収入の末に餓死)。決意も新たに漫画を読み進める。
そこへ、どこからともなく、みそ汁の臭いが漂ってきた。やや、これは我が家の朝食の香りに違いあるまい。ちょうど腹も減っていたことだし、どれ、今年最初の食事といきますか! 足取り軽く今に赴くと、おやおや、どこからどう見ても私のぶんがありませんぞ? これは一体どういったことですかな? ひょっとして、俺歴が正月を迎えたのを察して、おせちでも作ってくれるのかしら…? そういった期待を込めて「俺の朝飯は?」と尋ねてみると、「寝てると思ったから、作ってない」との返事。そっか〜。大学が始まってる時期の平日の朝なのに、もう寝てるのがデフォルト扱いなんだね…。まあ「大学始まるの来週から」って言ってあるんだけど。俺の巧妙すぎる作戦が裏目に出てしまったか…。というわけで白いご飯におかかと醤油をぶっかけただけのネコまんまを食わされた。「今年一年、奢ることなく生きていけ」。そういった親からのメッセージが込められているかのようで、ありがたさの余り泣けた。
2分くらいでネコまんまをかき込み、無言でその場を立ち去ると、お出掛けの準備を始めた。そう、食事なんていうのは別にどうだっていいのだ。正月のメインといえば、何と言っても、お年玉と、そのお年玉の浪費である。年に一度だけ許される最高の無駄遣い! 想像するだにエンドルフィンがダダ漏れ。危うく耳からエンドルフィン汁が流れ出すほどの興奮に支配されながら、俺は我がスーパーママチャリ・スピリット号に飛び乗り、一路、お年玉を貰いに、ある場所へ向かったのだった!
「ある場所」とは、すなわち俺の祖母がいる場所の事であり、そう、俺は祖母にお年玉をねだりに行くのである! ではその祖母とはどこに住んでいるのかというと、静岡に一人祖母がいるけれどもそこは遠すぎるし、もう一人は我が家で暮らしていて、お年玉を貰うなら家を出る前でなくてはならないので駄目で、ってことは、普通の状況だと祖母は二人しかいないので、つまり俺が会いに行くべき祖母は、普通なら存在しないということになる。だけど聞いてくれ。我が家でのうのうと暮らしている、時折家族に精神的致命傷を与えるような罵声を吐く、まだらボケ気味の鬼ババアは、本当は俺の祖母などではなくて、何か大きな組織が送ってよこしたサイボーグか何かなのだと思う。そうでなくては、わざわざ動かない足を引きずってまで二階に上がってきて、寝ている俺をぶんなぐりながら「乞食みたいな部屋に住みやがってこのガキが」などと吠えたりするような、絶望的怨念の持ち主が我が家にいることの説明がつかない。言っとくけどマジ。早く死ね! (まあ確かに俺の部屋は死ぬほど汚いけど。)そして、俺の本当の祖母はどこにいるかといえば、これまた謎の組織の仕業によって、隣町の銀行の、右から3番目のキャッシュディスペンサーに改造され、そこで朝から晩まで強制労働に従事させられているのだった! 可哀想なばあちゃん! というわけで、俺はそっちの方の祖母に会いに行った。ばあちゃんあけましておめでとう。いつも大変だね。お年玉くれよ。「暗証番号を入力して下さい。」4桁の番号を入力したら祖母は口から金を吐いた、ウィーン、5万円。ウヒョーこんなに! 悪いねーばあちゃん! ありがとな!
祖母の愛に包み込まれた俺は、その足で、電脳の愛に包み込まれた街・秋葉原に赴いた。いよいよ本日のメインイベント、浪費の時間がやってきたのだ! 平日の朝っぱらから秋葉原をうろつく完璧超人の群れの中にあって、俺のテンションも急上昇。今日のお目当ての一つであるハードディスクの値段チェックにとんでもないやる気を燃やし始める。普段は行かないようなゾーンの店にまで足を運び、執拗に 160 GB の最安値を探す! 途中で石丸電気の無料ネット体験コーナーに立ち寄り、店の情報をゲットしてまで、徹底的に探す! 物凄い闘志! このやる気の数%でも部屋の掃除に回せれば、もうちょっと人が住めそうな部屋になったものを…。まあそれはともかく、2時間近くかけてハードディスクを探し回った結果、「一番安い店は、一番最初に行った店である」という発狂しかねない結論が導き出されたので、この世を呪いながらその店に向かった! しかしその道中も気が抜けない。ここはオタのメッカ、秋葉原! 素人臭さを醸し出していてはナメられる。ナメられたからといって何の実害があるわけでもないが、恥をかくのは俺のプライドが許さない。だから、目的のハードディスクを購入する際に、噛んだり、製品名を言い間違えたりするようなことだけはあってはならないのである! 特に製品名と言うか型番については、ハードディスクは何やらもう暗号めいたものを感じるくらいややこしく、同じメーカーの同じ容量でも、その他の部分が違うために違う型番で売られたりしているものが多数あって、一体どういう風に店の人に注文したらいいのか皆目見当が付かない。ここで問題なのは、目的の製品の型番をそのまま丸暗記して注文する、という、一番賢明に思える行動が、実に素人臭くて恥ずかしく感じる、という点である! つまり、型番をそのまま言うような野暮な言い方ではなくて、もっと通っぽい、「分かってる人」同士でしか通じ合えないようなうまい言い方が存在するはずであって、俺としては是非ともそっちの言い方で注文したいのだ! 最早こういった欲求そのものが素人臭さ&自意識丸出しで恥ずかしいわけだが、性分なので仕方がない。その昔 512 MB のメモリを買う時に死ぬような思いで「ゴーイチニ(512)下さい」と言った俺だ、今回だって、なんとかアキハバリックな注文の仕方をせねばなるまい。そういった煩悶を抱えながら目的の店に着くと、その店での一番安い 160 GB のハードディスクのメーカー製品は、そもそもその 160 GB のやつしか置かれていない、という事実が判明したので、そのままメーカー名と容量だけ言って購入できてしまった。悩み損。
というわけで色々あったけど目的の一つであるハードディスクを約 11000 円で購入。やっすい! ほんと鬼のように値段下がってる。俺が3ヶ月前に買った DVD±R ドライブとかもう 3000 円くらい下がってるもんな。死ぬほど損した気分。まあでも買いたい時が買い時って言うしね…高いぶん早めに使えたわけだし…。…あんまり割り切れなくて落ち込むのでとっとと次の買い物に移ろうと思う。まあハードディスクもいい買い物だったけど、次こそが大本命! ここしばらくずっと欲しいと思っていた、携帯 MP3 プレイヤー!! iPod とかそういうやつな。数千曲単位で音楽を持ち運べるなんて最高じゃんか。俺が家を全然出ない原因の一つに、「外では音楽が聴けないから」というのが確実にあって、それじゃあ逆に言えば外で音楽が聴ければ外にも出られるんじゃねーの? という気がしたので欲しくなった。まあ万が一、今までと外に出る頻度が変わらなかったとしても、今までは電車で移動するたびに電車の中で読む本を買ってて、経済的にあまりよろしくなかったのだけども、携帯 MP3 プレイヤーがあれば本を買うのを我慢できるんでないの、っていう気がしてるので、何にしても俺にとっては確実に重要アイテムなのだった。4年前までは MD ウォークマンがあったんだけど、壊れちゃってね…。
というわけで携帯 MP3 プレイヤーを購入すべく、また昼の秋葉原を徘徊し始める。既にネットで事前調査(デジタルモノ板を一日中見る、など)は済ませているのだけども、やはり実機を触って使用感を確かめない事には決められないので、実際に色々といじったりしてみたのだけれども、iPod の操作性に想像以上にムカついた以外は、見た目や操作性に関してはまあ大体予想通りだったので、当初の予定通り、Rio の Karma を購入することに決定。ただ、予想外だったのが値段。価格.com で調べた最安値は確か 36000 円くらいだったのに、展示されていた店ではなんと、よ、 43000円!? 馬鹿じゃないの!? 誰が4万以上も出すって言ったよ。ふざけんな。差額で CD が二枚買える。漫画なら10冊どころじゃなく買える。こんな暴利を許してなるものか。怒りに燃え、最安値の店を探すが、どこもかしこも4万円台か、もしくは、置いてすらいない。いい加減にしろよ。こんなに頑張ってる俺に対してこの経済的制裁。俺に意地悪するために結託して値段釣り上げてんじゃねーかひょっとして。それともなにか、俺が調べた情報が間違っていたとでも……っていうかもう一度ネットで調べればいいんだね。全然思いつかなかった。馬鹿だった。
毎度お馴染み石丸電気のネットコーナーで調べてみたところ、やはり俺の記憶に間違いはなく最安値は 36000 円台であった。しかも幸いなことに、その店は秋葉原に! 最高! 地図を頼りに行ってみると、「こんな小さくて雑然とした店に本当に携帯 MP3 プレイヤーなんて置いてあるのかよ」と不安になるような店だったのだけど、いやー本当にあったね。そこら辺の店より 7000 円も安いやつが。たまらんわー。思わずよだれ出た。というわけで宣伝しておこう、PC サクセス最高!! ありがとう!! 俺もこれからはもっと人間を信じることが出来そうな気がする。人と人との繋がりが世界の平和を呼ぶんだって、心から言えそうな気がする…。
新年早々最高の買い物をした俺は、ホクホク顔で帰宅。いやーマジで幸せだわ。早速 Karma をいじり倒したいところだけど、ここはひとまずハードディスクの増設をしてから、ってことにしよう。久々に PC ケースオープン! アンドハードディスク装着! 3分で終了。宇宙一楽勝。そんでフォーマットして、作業完了、と。やったぜ 160 G も増えたぜ。そこでふと思い立つ、ああそういえば、外付けハードディスクのパーティション分けてたけどあれってあんま意味ねえよな、どうせだからこの機会に一つのパーティションにまとめてしまえ。ってことでまとめることにした。「パーティションってなに?」って人は、ええと、とにかく「なんかハードディスクいじるんだな」ってだけ分かればいいです。とにかくパーティションマジックという素敵ツールを使って弄りだしたのだった。このツールは最強に便利なのだけど、作業中に何らかの事故が起きて中断されたりすると、ハードディスクが破損されかねないという、どでかいリスクがついてまわる代物。使ってる間は常に破損の危機に怯え、自らの一挙一動にも細心に注意を払うようになってしまうもので、その時の俺も、PC の前で微動だにせず(できず)、作業が進む様子を延々と見つめていた。
悪夢はその時に訪れた。時刻は午後5時を過ぎ、冬の東京は、ちょうど夜になりはじめている頃だった。それまでついていた部屋の明かりが、何の前触れもなしに、フッ、と消え、それと同時に、目の前で、つい今し方までパーティションマジックの作業の経過状況が表示されていたモニタが、暗転した。外付けハードディスクや、スピーカーの電源ランプも、光学式マウスの赤い光も、消えた。どうやら、ブレーカーが落ちたようだった。目の前が、二つの意味で、真っ暗になった。いや、正確には、実際の光景は、暗闇とは言えない。窓から入ってくる街灯の弱々しい光が、むしろ、俺の置かれている状況をくっきりと浮かび上がらせた。薄ぼんやりとした部屋の中にあって、絶望だけが、明確な輪郭を伴って俺を襲ってきたのだった。
ほどなくして電力が回復し、部屋の明かりがついた。だがモニタに光は戻らない。当たり前だ。鉛が縛り付けられたかのように重い手をなんとか動かし、俺は、モニタと PC の電源を入れた。祈るような気持ちで、いや、実際に祈っていたのだが、モニタをじっと、食い入るように見つめていると、いつもと変わらぬ起動画面が表示され、いつもと変わらぬデスクトップが、何食わぬ様子で、モニタに表示された。ひとまずは安堵、だがしかし、すぐに別の不安が俺を襲い、数秒後、俺はがっくりと肩を落とすこととなった。問題の作業を行っていたハードディスクが、認識されていない。なんと、いう、こと、だ…。膨大な、そう、まさしく膨大な量の、貴重なデータが保存されていた、失禁するほど大切なハードディスクであったのに…。それが失われたとあっては、失禁するよりない。俺は尿道を解放する腹を決めたが、何か分かることがないかと思ってパーティションマジックを起動すると、こんなメッセージが表示されたので、尿道を開くことを取りやめた。「前回の作業が中断されたようです。作業前の状態に復元しますか?」この世は希望に満ちている。神様仏様パーティションマジック様。すがるような気持ちで「はい」を選択、作業に時間が掛かりそうなので風呂に入り、果報を、金玉を洗いながら待つことにする。
そして風呂から上がった俺を待っていたのは、「エラーが発生しました」という理解不能の日本語を表示し、作業を中断しているパーティションマジックであった。何言ってんの? 馬鹿行ってないでとっとと作業を再開しろよ。しかし、「エラーが発生しました」と書かれたダイアログボックスには「OK」というボタンしかなかった。俺がいくら現実世界で怒ろうとも、PC の中の世界での俺には、「OK」などという全く持って不本意なリアクションをとる以外の選択肢が用意されていなかったのだ。全然 OK じゃない。血を吐いてでも何とかしろ。激昂する俺を寒気が襲った。くしゃみ一発。冬のアキバで風邪をもらった。全ての要素が不協和音を奏でながら俺の脳をダイレクトに打ち据えてくる現状を打破すべく、俺は起死回生の策を講じた。再起動。そう、再起動だ。宇宙の存亡の危機に亀の子だわし一つで対抗するかのような、微弱にも程がある悲しい抵抗であったが、なんたることか、再起動された我が Windows 2000 システムにおいて、問題の外付けハードディスクは見事に認識されていた。これを現代の奇跡と呼ばずして何と呼ぼう。亀の子だわしでも宇宙は救えるのだ。狂喜した俺は、そのハードディスクのエラーチェックをすることにした。これで問題がなければ完全復活である。「次の起動のときにチェックしてやるよ」というメッセージが表示されたので、喜び勇んで再起動することに。再起動は幸福を招き入れる魔法の手段。レッツリブート、ブゥーン、ファンの回転音が耳に心地よい。そしてエラーチェックが始まり、全ては「ハッピーエンド」という一点に収束し出した、かに見えた。エラーチェックが始まってから数分が経過し、このまま何事もなく終わるかと思われたその直後、エラーチェックが、突如としてフリーズした。一体何がどうなっているんだ。手のひらを、じっとりと汗が濡らしていくのを感じながら、慌てて電源を落とし、すぐに PC の電源を入れ直した。なんだろう、とても悪い予感がする…。
予感は的中した。モニタには何一つ表示されず、起動から数秒が経過した後、マザーボードからエラーを意味するアラートが鳴り響く。馬鹿な。こんな馬鹿なことがあってたまるか。神に祈りながら、再び電源を入れ直す。するとどうだろう、モニタには、めでたく文章が表示された。英語で、「BIOS 壊れたヨ。ナントカディスク入れてネ」的なことが、表示された。ナントカディスクのナントカの部分がなんだったのかはもう忘れてしまったが、とにかく、そんなもんねーよ馬鹿野郎、と激昂した俺は、三たび、電源を入れ直した。エラーアラートが歪んだハーモニーを奏でた。それから何度起動し直そうとも、マザーボードは、同じアラートを繰り返すばかりであった。ついに、完全に、壊れた。
この1年間で、一体何回、PC に関するトラブルに巻き込まれただろう。それも、何か新しいものを買ったり、新しい事を始めようとしたりしたときに限って! 今回とか未だに Karma いじれてないからね。死ぬほど楽しみにしてたのに、PC なかったら単なるオブジェだよこれ。どうなってんだよ。新しくハードディスク買ったと思ったら一つ死ぬし。おかしいだろ。確率的にありえないだろこんな不幸。誰が仕組んでるんだよ。何度も何度もふざけやがって。過去ログを漁ったら、全てに絶望する俺の更新が、過去4回に渡って行われていた。なんで俺ばっかり。
絶望その一 自作失敗の巻 (バレンタインデーの更新がこれ!?)
絶望その二 ハードディスク復旧不可能の巻
絶望その三 自作マシン完成したけどじゃじゃ馬で困るわっていうか壊れたの巻
絶望その四 どこが壊れたのかすらもわかんねーよの巻
おまけ 直ったよの巻
よくよく読んでみたら俺が悪いところもね、まあちょっと、ほんのちょびっとね、あるけれども、それでもやっぱり、宇宙意思とかそういうとてつもなく強大な何かに目を付けられてるんじゃないかなって思う。困ったもんじゃわい。ちなみに今は、風邪で頭痛や寒気と闘いながらも新しいマザーボードを買ってきて、めでたく PC 復旧しております。ネット最高!
というわけで以上が今年の俺のお正月の全て。色々あったけど今では楽しかったって言えるね。前置きで言ったように最強だったでしょ? うらやましいでしょ? 過去から愛されてるでしょ? まあ愛されてるって言うよりは取り憑かれてる感じだけど。っていうか、あれだ、誰かお金恵んでよ。死にそう。